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徒然見歩記

徒然見歩記

あの日、見つめた景色に。

子供の頃、見るものすべてが
輝いていた頃、
夢や希望に満ち溢れて、泣いたり笑ったりしながら
大きくなったらたくさんの幸せなことがあると
信じて疑わなかった。

けれども、大人になった今、
子供の頃の、わくわくした気持ちや
夢や希望は
いったいどこに行ってしまったんだろうと思う。

大人になったといっても
まだまだ未熟だし、知らないことも、わからないことも
たくさんある。
えらそうなこと言ってても、まだまだお尻は青いのだ。
なにせん経験が足らない。
いや、経験があるから、必ずしもいい方向に生かせてるとは限らない。
失敗の連続、間違いの連続。
人から非難されたり、慰められたり、怒ったり、笑ったり
人前で泣けずに、涙こらえてみたり、

そんなことの繰り返しで、少しも自分は成長してないのじゃないかと思う。
好きな人から誤解されたり、理解を得られないのもつらくて悔しい。
何かうまくことが運ばないのもつらい。
それは、相手のせいではなくて
自分に責任があるのかと思う。


けれども
もう一度、あの子供の頃の
きらきらした目をしていた、自分に帰ってみようと思う。
自分の原点を探しに行こうと思う。

あの頃は物も何もなくて、決して裕福じゃなかったけれど
でも・・・・・幸せだった。
周りの人みんなが、希望に満ち溢れていた。




帰ろう。
あの頃の自分に。
何を思い、何を見つめていたか。
失ってしまった宝物を探しに
帰ろう。


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